応募方法

応募の概要

「ノー・ウェイスト・チャレンジ」は廃棄物と消費主義の気候変動への影響をテーマとする、国際的なデザインコンペティションです。私たちは、世界中のデザイナーや社会起業家を対象に、廃棄物を削減し、現在の生産と消費のサイクル「TAKE – MAKE – WASTE(資源を採取する – 生産 – 廃棄)」 を見直すための革新的なアイディアを募集します。

 

誰にとってもフェアな、循環型の経済に向かうためのデザインアイディアはありますか?2021年4月1日までに応募すると、優勝したプロジェクトには€10.000の資金を獲得、特別に準備された「デベロップメント・プログラムに参加できる受賞者特典があります。この公募プログラムは世界中の学生、デザイナー、クリエイティブな起業家を対象にしています。

プロジェクトの提出方法

  • 1. アカウントの登録

    プロジェクトを提出するには、まず What Design Can Do のアカウントに登録してください。 登録に必要な情報は、メールアドレスとパスワードになります。既にアカウントをお持ちの方はこちらからログインしてください。

  • 2. プロフィールの作成

    アカウントにログイン後、プロフィールを作成します。プロジェクトリーダーの情報と、チームや団体の主な活動内容を記入してください。会社のロゴや写真などもアップロードできます。

  • 3. プロジェクトをアップロード

    プロフィールの完成後、プロジェクトの提出に進みます。フォームを開き、プロジェクトのタイトルや概要について入力してください。また、選択する募集要項について教えてください。募集要項は、世界共通の〈グローバル・ブリーフ〉、もしくは世界6都市ごとの〈シティ・パースペクティブ〉があります。加えて、プロジェクトの提案レベルやチームメンバーについても記入してください。

     

    フォームには、提案するプロジェクトを本ウェブサイト上に公開/非公開にするかを選択できる箇所があります。知的財産、著作権等により公開を控えたい場合には、「private(非公開)」を選択して提出してください。「public(公開)」を選択した場合は、本ウェブサイトの「ENTRIES」に公開されます。この設定は提出後に変更することが可能です。

  • 4.提出言語

    資料は日本語での提出が可能ですが、全て英語で記入・提出していただいても構いません。ただし、プロジェクトのタイトルと概要のみ英語で提出することが必須条件となります。

  • 5. 提出内容の確認

    提出後、あなたのプロジェクトはWDCDのモデレーターが内容の確認作業を行います。提出物が承認・公開されたとき、情報の修正が必要な場合にはご連絡します。

  • 6. プロジェクト内容の編集

    WDCDのモデレーターによる承認後、プロジェクトの内容は公募期間中から締め切り(4月1日)まで 、いつでも編集できます。その際、問題等ありましたら、こちらにお問い合わせください。

    東京チーム|info@shibaurahouse.jp

TIMELINE AND MILESTONES

公募

公募

CALL FOR PARTICIPATION
12 JANUARY 2021- 1 APRIL 2021
選考

選考

SELECTION OF THE NOMINEES
5 APRIL 2021- 23 APRIL 2021
プロジェクトの改善

プロジェクトの改善

REFINEMENT OF THE NOMINATED PROJECTS
3 MAY 2021- 14 MAY 2021
受賞者の選出

受賞者の選出

SELECTION OF THE WINNERS
16 MAY 2021- 27 MAY 2021
デベロップメント

デベロップメント

DEVELOPMENT PROGRAM
JULY 2021- DECEMBER 2021
実装

実装

JANUARY 2022- ONWARD

応募条件は?

 

3つのブリーフ

私たちは廃棄物の根本的な問題に対して、さまざまなスケールでの実現に取り組む、刺激的なデザイン主導型ソリューションを探しています。インパクトと革新性のある取り組みを求めています(プラスチック廃棄物から作られた素敵な作品を求めているのではありません)。これらを考慮した上、以下の3つブリーフからひとつ以上に該当する提案を提出してください。

 

Take less

自然資源の採取を抑え、より思慮深い消費のありかたを導くには?

 

Make better

長く使い続けることのできる、あるいは自然のシステムを再生することにつながる、製品や材料の生産とは?

 

HANDLE SMARTER

責任を持って廃棄、資源化するには?

 

提出予定のプロジェクトが応募条件を満たしているかどうかを知りたい方は、東京チーム(info@shibaurahouse.jp)へお問い合わせください。

カテゴリー

プロジェクトがどのカテゴリーに当てはまるか、ひとつ以上を選んで提案を提出してください。

 

Communications

 情報デザイン、スペキュラティブ・デザイン(「問い」を生み出すようなデザイン)、キャンペーン、パッケージデザイン、映画、音楽、その他の言語的または非言語的なメッセージ。デジタル、あるいはリアルな体験なもの。

 

Products

サステイナブルなプロダクトデザイン、ファッションデザイン、フードデザイン、マテリアルデザイン(工業的に作られたもの、限定生産されたもの)

 

Spaces

インテリアデザイン、建築、ランドスケープデザインおよびその他の空間デザイン。民間や企業向けのもの。一時的なもの、あるいは恒久的なもの。

 

Services & Systems

デジタルまたは物理的なツール、サービス、プラットフォーム、プログラム、インフラで、人間(および人間以外)の行動に影響を与え、相互作用を促進するもの。

提案のレベル

さまざまなレベルの提案を受け付けます。

 

Idea stage

提出物がアイディアの段階にあるもの。人を惹き付けるビジョンと説得力のあるビジュアルを持っていますが、コンセプトの裏付けがないか、それしかもたない状態を指します。チームは2人以上のメンバーで構成されていますが、バランスの取れたチームとは言えません。アイディアを次のステージに進ませたいと考えています。

 

Testing stage

テスト段階、またはスタートアップの初期段階 提出物がテスト段階、またはスタートアップの初期段階にあります。コンセプトの実証、コアチーム、長期的なビジョンがあります。クオリティの高い製品、サービス、プログラムを開発し、しっかりとしたビジネスの構築にフォーカスしています。もしくは、すでにマーケットで受け入れられているか、資金調達が決まっている可能性があります。

 

Evolve stage

発展段階。すでに社会的、またはクリエイティブな企業として活動している段階 社会的・創造的な既存の企業または組織による提出。持続的な成長、つまりマーケットの拡大・組織の強化・資金の確保・インパクトを高めるために必要なアップデートに焦点が当てられています。

[選考基準]

Impact

Impact

・直接的:人々や地球に良い影響を与え、温室効果ガスの排出量削減に大きくつながるもの
 
・間接的:人々の価値観を変えたり、政治や企業の政策に影響を与える可能性のあるもの
Creativity & Design

Creativity & Design

・革新的、あるいは従来の方法に新たな手法でアプローチする刺激的な取り組み
 
・独創的でよく練られたもの。コンセプトが明確で魅力的なもの
 
・人間の利益を追求するだけではなく、地球環境にも配慮したデザインであること
Feasible

Feasible

・計画内容が地域に即したリサーチに基づいていること
 
・技術、経済、政治、社会、これらの側面で実現可能なものにするために、専門家がチームにいる/協力関係にあること
 
・現在チームで活動している、あるいはチームを編成しようとしている
Scalable

Scalable

・特定の場所やコミュニティのためだけでなく、多くの人々を対象に展開できる可能性があること

考慮すべき事項

 

私たちWDCDのリサーチチームから、あなたのアイディアをより良くする提案です。

R-LADDERを使ってみよう

 

国の政策を考えるとき、R-LADDER(R-はしご)は、循環型経済に向けた戦略に優先順位をつけるのに使われているツールです。R-LADDERの上位に位置する戦略ほど、インパクトが大きいと一般的に言われています。そのため、解決策を考える際のチェックリストとして有効です。あなたのプロジェクトがR-LADDERのどの位置にあるか確認してみてください。あなたの提案が、R-LADDERのより上位の課題に取り組むものにするために、変更できる点はありますか?

気づいているのに、触れようとしないことに取り組もう


廃棄物問題は私たちの日々の暮らしに関わることです。そのため、わかりやすく具体的な取り組みに目を向けたくなります。しかし実際には、廃棄物はもっと重大で深刻な問題のあらわれなのです。現実的で継続的な変化をシステムに与えるには、私たちが普段見て見ぬふりをしている問題にも触れないといけません。

  • 資本主義は自らにとって必要な変化を、自ら示すことはありません。とはいえ「コモンズ」*のような新しいアイディアであれば受け入れるかもしれません。 
  • 過剰消費は既に地球のキャパシティを75%以上採取、生産しています。既存、および新興の中間層による消費パターンが変わらない限り、この割合は増加するでしょう 
  • 成長を続ける世界の中間層は2030年までに55億人に膨れ上がるでしょう。これはアジアを中心に20億人以上増加することを意味し、欧米の中間層を真似て過剰消費する可能性が高いといわれています。誰もが貧困から抜け出して中間層に加わる権利を持つべきですが、中間層の破壊的な消費傾向は変わらなければなりません。 
  • グローバリゼーションは新型コロナウイルスの危機が明らかに示したように、脆弱なサプライチェーンを生み出してきました。それはまた、膨大な量の温室効果ガスを発生させ、その結果として地球の気温を上昇させています。 
  •  脱成長、つまり「これ以上を望まない」という価値観は、新自由主義がもたらすと言われる永続的な成長神話に対する理の通った回答です。しかしながら、そのような魅力的な代替案を具体的に表すことはできません。論理だけでは、人や組織は変わらないのです。

 

*資源や土地、財産をメンバーによって「共有」するという考え方